まとめ「2017年 邦楽 ベストソング10」
いまさらですが、
2017年邦楽のベストソングです。
以下、YouTubeもあげておきます。
2017年は海外の方が聴いてもノれるような
R&Bポップスと90年代前半にインディーズで
流行ったようなガレージロックが2本柱で
盛り上がったような気がします。
好みのせいで前者のR&Bポップスのほうを
多く選んでしまいましたが、ガレージロックも
本当にいいバンドがたくさんいたので、
今回とは別に「まとめ」ようと思います。
(●'ᴗ'●)✧
10. MOSHIMO - 支配するのは君と恋の味
久しぶりに自然体でありながら自信に
溢れるバンドに出会った気がします。
曲によっても違う表情を見せるので、
今後もいろいろと変化しそうな感じで、
これからが楽しみなバンドです。
MOSHIMO「支配するのは君と恋の味」MV(Full ver.) - YouTube
9. CREAM - Girl Like Me
そもそもこれが今後のJ-POPが進むべき
まっとうな方向だと思います。
なんなら出るのが遅すぎるくらい。
日本人以外の人にも楽しんでもらえそうな
親しみやすいノリが大好きです。
CREAM - Girl Like Me (Music Video) - YouTube
8. 吉澤嘉代子 - 残ってる
歌唱力や表現力がさらに磨きがかかった
やっぱりこの子は天才だと思います。
同2017年に出たアルバム『屋根裏獣』も
よかったけど、新しい方向性を予感させる
この曲は、今後の彼女を期待させます。
吉澤嘉代子「残ってる」MUSIC VIDEO - YouTube
7. ドミコ - こんなのおかしくない?
2ピースのガレージロックバンド。
シンプルながらも、音の配置や構成に
非凡なセンスを感じますね。
こんだけの弾けた音にガッチリ日本語を
組み込ませる術は、頼もしい限りです。
ドミコ / こんなのおかしくない? (Official Video) - YouTube
6. ZOMBIE-CHANG - I CAN’T GET TO SLEEP
平成の電グル「DRAGON」的な感じ。
ゆるっとした電子音と気だるいPOPさが
90年代初期の空気を彷彿させます。
この手の音は今、盛り上がりつつあるので
今年あたり来るかもしれないですね。
Grimesちゃんあたりとコラボして
くれるとおもしろそうなんだけどな。
ZOMBIE-CHANG「I CAN’T GET TO SLEEP」 - YouTube
5. Alfred Beach Sandal + STUTS - Horizon
1+1が3以上になる化学反応を起こした
Alfred Beach SandalとSTUTSの
コラボレーションアルバム。
一見すると違う方向を向いてる2人が
こんなにも自然で完成されたアルバムを
作ってしまうと、まるで出会うために
今までそれぞれやってきたんじゃないかと
思ってしまいます。
Alfred Beach Sandal + STUTS - Horizon 【Official Music Video】 - YouTube
4. 北出菜奈 - Make-Believe
海外で活躍している音楽プロデューサー、
Robert de Boronと制作したアルバム
『VIOLET BLAZE』からの楽曲。
これもまさに化学反応ですね。
決して互いにひとりでは出せない音で、
完璧主義とも呼べるような緻密で繊細な
曲作りも二人の相性が合ったから成せた
技だと思います。
北出菜奈 NANA KITADE - Make-Believe - YouTube
3. odol - GREEN
音楽的なのクオリティーからみると、
この曲がぶっちぎりで1位ですね。
ダイナミックで壮麗なシューゲイザー
サウンドは、ぜひともヘッドフォンを使って
聴いてもらいたいです。
将来、インディーズ側のミュージック
シーンは彼らが引っ張っていくことに
なるのかな、と想像してしまいます。
odol - GREEN (Official Music Video) - YouTube
2. FAKY - Are You OK?
楽曲・歌唱力・ダンス・ビジュアルは
もちろん、今、日本に足りないものが
すべて詰まっているように思えます。
その魅力は間違いなく彼女たちの
ひとりひとりの個性や人間性であり、
それは強さであり、音楽への愛であり、
日本に対する誇りでもある感じがします。
YouTubeとか見ても、コメしているのが
ほとんど英語なのも悲しいですが、
きっとこれからです。応援してます!
FAKY Are You OK? 20160812 Diver City Tokyo Plaza - YouTube
※ オフィシャルMVがドラマ仕立てになっていて長いので、LIVE映像を載せます。
1. 吉田凜音 - パーティーアップ
いやー若さっていいですね。
かわいさとパワーの奥に光る才能に
惹きつけられて、群がって来る来る、
作るほうの才能を持った人たちが。
いや、変な意味じゃないですよ。
おそらくこういう子が出て来るのを
みんな待っていたんだと思います。
去年出したアルバムだけで3枚。
みんなそれぞれ名義が違い、
コンセプトやプロデューサーも違う。
どのアルバムも制作者の個性が
光っていてそれぞれの魅力があるけど、
この曲の入っているミニアルバムは
16歳のパワーと洗礼されたリリックや
サウンドが、妙にカチリとハマっていて
聴いたことのない爽快感を感じます。
吉田凜音「パーティーアップ」ミュージックビデオshort ver. - YouTube
映画「ラ・ラ・ランド」
評判どおりのおもしろさでした。
ミュージカル映画と思っていたけど、
ちょっと違う感じもしますね。
ミュージカルを使ったアート映画と
言ったほうが近いかも。
アートとして描くテーマは、
「夢」と「愛」と「現実」への賛美。
自信を持って生きるために必要な
その3つは互いに補いながら共存し、
希望にも絶望にもなりながら、
その人の人生を作り上げていく。
そしてそれらを追いかける姿は美しい。
まあ3つすべてを手に入れられれば、
最高なんですけどね。
(●'ᴗ'●)✧