映画「レゴバットマン ザ・ムービー」
レゴだからこそできる、ヒーローの
本音お悩み解決ストーリーという
斬新すぎる切り口が良かったです。
言うなれば、レゴに投影して、
普段表に出すことのできない
ヒーローの深層心理を引き出した
マインドセラピーのようなもの。
そりゃあヒーローだって人間だもの。
悩みだって、上手くいかないこと
だってきっとある。
でもわたし、知ってるよ。
「ヒーロー」ってアメリカのこと
なんでしょ。
いくら史上最強のヒーローだって、
みんなに助けられて、支えられて
生きている。
常に気に食わないあいつにもだ。
やっとそれに気がついたって
話なんだよね。
そこまで考えて作られているかは
わかりませんが、話が深くしっかりと
作られているのでいろいろと考えて
しまいます。
こういうアニメを見て育った
アメリカ人の子供たちはきっと
現大統領なような大人にはならない
ような気がします。
アメリカ人の自浄能力の高さには
本当に感服します。
(●'ᴗ'●)✧
まとめ「2017年 邦楽 ベストソング10」
いまさらですが、
2017年邦楽のベストソングです。
以下、YouTubeもあげておきます。
2017年は海外の方が聴いてもノれるような
R&Bポップスと90年代前半にインディーズで
流行ったようなガレージロックが2本柱で
盛り上がったような気がします。
好みのせいで前者のR&Bポップスのほうを
多く選んでしまいましたが、ガレージロックも
本当にいいバンドがたくさんいたので、
今回とは別に「まとめ」ようと思います。
(●'ᴗ'●)✧
10. MOSHIMO - 支配するのは君と恋の味
久しぶりに自然体でありながら自信に
溢れるバンドに出会った気がします。
曲によっても違う表情を見せるので、
今後もいろいろと変化しそうな感じで、
これからが楽しみなバンドです。
MOSHIMO「支配するのは君と恋の味」MV(Full ver.) - YouTube
9. CREAM - Girl Like Me
そもそもこれが今後のJ-POPが進むべき
まっとうな方向だと思います。
なんなら出るのが遅すぎるくらい。
日本人以外の人にも楽しんでもらえそうな
親しみやすいノリが大好きです。
CREAM - Girl Like Me (Music Video) - YouTube
8. 吉澤嘉代子 - 残ってる
歌唱力や表現力がさらに磨きがかかった
やっぱりこの子は天才だと思います。
同2017年に出たアルバム『屋根裏獣』も
よかったけど、新しい方向性を予感させる
この曲は、今後の彼女を期待させます。
吉澤嘉代子「残ってる」MUSIC VIDEO - YouTube
7. ドミコ - こんなのおかしくない?
2ピースのガレージロックバンド。
シンプルながらも、音の配置や構成に
非凡なセンスを感じますね。
こんだけの弾けた音にガッチリ日本語を
組み込ませる術は、頼もしい限りです。
ドミコ / こんなのおかしくない? (Official Video) - YouTube
6. ZOMBIE-CHANG - I CAN’T GET TO SLEEP
平成の電グル「DRAGON」的な感じ。
ゆるっとした電子音と気だるいPOPさが
90年代初期の空気を彷彿させます。
この手の音は今、盛り上がりつつあるので
今年あたり来るかもしれないですね。
Grimesちゃんあたりとコラボして
くれるとおもしろそうなんだけどな。
ZOMBIE-CHANG「I CAN’T GET TO SLEEP」 - YouTube
5. Alfred Beach Sandal + STUTS - Horizon
1+1が3以上になる化学反応を起こした
Alfred Beach SandalとSTUTSの
コラボレーションアルバム。
一見すると違う方向を向いてる2人が
こんなにも自然で完成されたアルバムを
作ってしまうと、まるで出会うために
今までそれぞれやってきたんじゃないかと
思ってしまいます。
Alfred Beach Sandal + STUTS - Horizon 【Official Music Video】 - YouTube
4. 北出菜奈 - Make-Believe
海外で活躍している音楽プロデューサー、
Robert de Boronと制作したアルバム
『VIOLET BLAZE』からの楽曲。
これもまさに化学反応ですね。
決して互いにひとりでは出せない音で、
完璧主義とも呼べるような緻密で繊細な
曲作りも二人の相性が合ったから成せた
技だと思います。
北出菜奈 NANA KITADE - Make-Believe - YouTube
3. odol - GREEN
音楽的なのクオリティーからみると、
この曲がぶっちぎりで1位ですね。
ダイナミックで壮麗なシューゲイザー
サウンドは、ぜひともヘッドフォンを使って
聴いてもらいたいです。
将来、インディーズ側のミュージック
シーンは彼らが引っ張っていくことに
なるのかな、と想像してしまいます。
odol - GREEN (Official Music Video) - YouTube
2. FAKY - Are You OK?
楽曲・歌唱力・ダンス・ビジュアルは
もちろん、今、日本に足りないものが
すべて詰まっているように思えます。
その魅力は間違いなく彼女たちの
ひとりひとりの個性や人間性であり、
それは強さであり、音楽への愛であり、
日本に対する誇りでもある感じがします。
YouTubeとか見ても、コメしているのが
ほとんど英語なのも悲しいですが、
きっとこれからです。応援してます!
FAKY Are You OK? 20160812 Diver City Tokyo Plaza - YouTube
※ オフィシャルMVがドラマ仕立てになっていて長いので、LIVE映像を載せます。
1. 吉田凜音 - パーティーアップ
いやー若さっていいですね。
かわいさとパワーの奥に光る才能に
惹きつけられて、群がって来る来る、
作るほうの才能を持った人たちが。
いや、変な意味じゃないですよ。
おそらくこういう子が出て来るのを
みんな待っていたんだと思います。
去年出したアルバムだけで3枚。
みんなそれぞれ名義が違い、
コンセプトやプロデューサーも違う。
どのアルバムも制作者の個性が
光っていてそれぞれの魅力があるけど、
この曲の入っているミニアルバムは
16歳のパワーと洗礼されたリリックや
サウンドが、妙にカチリとハマっていて
聴いたことのない爽快感を感じます。
吉田凜音「パーティーアップ」ミュージックビデオshort ver. - YouTube
映画「ラ・ラ・ランド」
評判どおりのおもしろさでした。
ミュージカル映画と思っていたけど、
ちょっと違う感じもしますね。
ミュージカルを使ったアート映画と
言ったほうが近いかも。
アートとして描くテーマは、
「夢」と「愛」と「現実」への賛美。
自信を持って生きるために必要な
その3つは互いに補いながら共存し、
希望にも絶望にもなりながら、
その人の人生を作り上げていく。
そしてそれらを追いかける姿は美しい。
まあ3つすべてを手に入れられれば、
最高なんですけどね。
(●'ᴗ'●)✧